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2006.02.22

渋谷へ

今日はちょっと寝坊した。
作業がキリのいいところで終わらず夜更かして、ちょっと仮眠をと思ったら、やっぱり寝過ごし。若い(?)んだからちょっとはがんばってほしいもんだけど、やっぱりショートスリーパーっていうのはあるらしい。ぼくは全く正反対だ。寝てないと集中力がもたない。
バタバタしながらもまた渋谷へ。
スケジュールを見ると、週の半分以上は渋谷とか青山とかそこら辺に行っている。明日も渋谷だ。同じ穴のムジナ、結局同じ事業をしているところっていうのは集まるものなんだろうな。中央集権的な思想ではあるけれど、まぁ圧倒的に効率的なのだろう。ちょっと暖かかったからチャリで行った。
そこでまた新しいお話しをいただいたんだけど、これまたもしかすると面白くなるかもしれない。簡単に言えば今旬の映像配信。でもやりようによってはかなり面白くなる。企画からがっつり関わらせてもらえたらと思っている。
cinraがもっているのはマンパワーである。もしくは世の中的に「センス」と言われるものなのかもしれない。そして何より、同年代のアーティストやクリエイターとのネットワークだ。
逆に言えば、大きなことはできない。着実に成長しながら規模も少しずつ大きくしていく。けど、逆に大きな器を持っていて、その中に入れるもの(コンテンツ)をもっていないところはたくさんある。そういうところにcinraを詰め込んでいく、当然近道だ。
そろそろそういう方向にいってもいいかな、と思っていた時期にいい出会いをいただいたというんだから、今年、厄年。おみくじ、凶。望むところだと思っていたけど、いいスタートをきっている。
事務所に帰ってcinra recordsのwebサイトの打ち合わせ。はじめは入れる情報がなくてシンプルだけど、かっこいいサイトができそうだ!

2006.02.21

青山ブックセンターという書店

朝、出社(?)。一通りメールチェックとニュースを読む。
その後、渋谷へ。「DTP WORLD」でもお世話になった(株)ワークスコーポレーションさんのコミュニケーションサポート部の方とお打ち合わせ、というか営業させていただく。色々とデザイン業界のお話しが聞けて、逆に勉強させていただいた。この会社の方々はみなさんとても気さくでいらっしゃる。見習いたい。
その後、夜から青山なので帰るのもアレだから、渋谷のカフェでひたすら時間をつぶす。ノートとにらめっこしてこれからの具体的なプランを立てて行く。また新しいプロジェクトを考えついてしまった。これ以上、、というかんじだが、考えついてしまった以上は仕方あるまい。やるっきゃない。
青山ブックセンターそして20時、青山ブックセンター本店へ。ABCの店舗統括の佐野さんにはマガジン発行当初からものすごくお世話になっていて、寄稿していただいている諸団体の方々の中で誰よりも著名なお店の長であるにもかからず、誰よりも謙虚でいらっしゃって、もう頭があがらない。お世話になっているとはまさにこのことなのだが、今回は次号のマガジンでABCを取り上げさせていただくため、インタビューをさせていただいた。
青山ブックセンターとは他の本屋と何が違うのか。営業停止から再開の出来事。ぼくらがABCに魅了されるそのワケを仕掛人にがっつりお話しを伺った。
勉強になることが多すぎる。録音したテープはまたしても殿堂入りだ。次号マガジンをお楽しみに!
毎日毎日、本当に素晴らしい出会いをいただいている。こういうつながりを、ジョワジョワっと日本中に広げられたらどんなに幸せだろうと思う。
ぼくはそういう、最高の触媒になりたい。
●すごく気まぐれなリンク
携帯写真から情報取得!新しい広告手法になりますね。
大人気の『ウェブ進化論』(筑摩書房、まだ読んでない)の著者梅田さんのインタビュー。ライブドアについての言及がお見事。
フジタズバーオープン!藤田社長、ベタですが最近ホレてます。映像がすげぇ軽くて高画質。やっぱフラッシュですね。

2006.02.19

考える時間

今日は久々にちゃんと寝た。やっぱり体の調子がいい。
お昼、パソコンを閉じて、雑誌を読んだりひたすら考えたりする。
ふと思い立って昔の写真を見たり、日記を読んだ。高校生の頃に考えていたこととか、インドに旅した時の日記なんかを読む。ぼくはどうやら人よりも過去の記憶というのがない方らしく、同窓会で昔の話しに花が咲いたりするとき、ほとんど覚えていないもんだからバツが悪い。だから当然、その日記を書いたときのことなど微塵も覚えていない。別人が書いたようだから恥ずかしさもなく、「わかってね〜な〜」と突っ込みたくもなるのだが、今よりもむしろ自分の感覚に対して敏感だ。まぁ、それはそうかもしれない。ぜいたくなもんだ。
それどころではない時期になんでこんなおセンチなことやっているかというと、自分が今目指しているベクトルを、本当にスタートラインに立つ前にもう一度確認したかったからだ。だから、cinra設立当初に相談をもちかけたU君へのメールとかも、見直したりしている。2003年設立当初、ミーティングでみんなに配った紙資料なんかにも目を通す。
eddac267.JPGそうこうしている間にサロンの時間になったので、下北沢へ。
色んな人と話す。最近、人と話すという行為が自分の中でものすごく自然な行為になっている。特に話しがない人にも、話そうと意識せずとも口が動いているから面白い。それもかなり楽しいのだ。ただ、それは1つ1つのコミュニケーションが軽くなった事も意味している。よくも悪くもだ。
帰宅後、また続き。普段はかけっぱなしの音楽を切って、もちろんパソコンも開かず、無音の状態でずっと考え事をする。自分がどうしてcinraをはじめて、どうやって3年間続けてきて、そいで何をしようとしているのか、何をしたいのかを。そのしたいことは社会に有益なことで、ビジネスになりうることか。ずっと考える。
もちろん今までだってずっと考えながらやってきた。
でも最近、頭の中が覚醒しようとしている気がしている。自分の中で大きな変化が来る予兆がしているのだ。この時期が終わったら、色んなことの見通しがよくなるっていうのがわかる。時代や人の思考の流れが今よりずっとつかみやすくなるようなかんじ。もちろん、傲慢とかではなく。
寝て朝起きたらそんな感覚忘れちゃったよ、ってことになりませんように。

2006.02.18

石垣島に行きました

久しぶりの更新です。
2月のはじめに2泊だけ、石垣島に行ってきました。
旅の名目は卒業旅行。もうしばらく旅行はできないだろうということで、突如決断しました。条件は電話が通じる(=国内)&ネットが通じるホテル、泣。ってことで石垣に。
と言っても実際は石垣島にはほとんど滞在せず、石垣を拠点に船で竹富島と西表島を巡った。中でも竹富島は本当にすばらしいところだった。屋久島級の衝撃。
竹富ー万歳竹富ー街並竹富ー水牛
島の大きさは車で15分もあれば一周できるような広さで、家は全て今までテレビでしか観た事がなかったいわゆる沖縄の瓦屋根。歩いていると三線の音色が聴こえて来て、覗きに行くと公民館みたいなところでおじさんが奏でているのでした。海は透き通るような青。楽園という以外に形容しえない空間。
しばらく旅行に行けていなかったし、いつも仕事のことを考えている生活をはじめたてということもあり、開放度のバロメーターは限界値を超えている。
島を出る直前、島民の集会を目撃。年配の方々のほぼ全人口が集まっていたのではないかと思う。木陰に立ってしばらく覗いていた。ある家族が、島に伝わる踊りなのか、音楽にあわせて踊っていた。決してうまいものではなかった。周囲の人たちのあいの手や意味のわからないタイミングで連呼される「よ!」という声。踊り終わった後の家族一人一人の恥ずかしげな言葉。また、「よ!」の連呼。しゃべっているのに拍手をしはじめる年配もいる。
おそらく人生ではじめて、まるで眠りにつく瞬間のように意識できない感覚で、涙がにじんでいた。やっと見えて来た自分の立ち位置や、すべき行動、発言、考え方がサーっと崩れて、それでもその破片をまとめて受け入れてくれる包容力がそこにはあった。この救いは一体なんなんだろう。
非日常であるからこそ感じられるその不思議に、永遠なんて求めてはいけない。そう思いながらも今回の旅行はたった3日間であったにも関わらず、リフレッシュを越えて、大きな誘惑だった。

石垣港

それから10日くらい経った今。旅行ははるか昔の出来事であったかのように今と訣別してしまって、いつものリズムに戻っている。それどころか、さらに加速して前が見えない。ブレーキをかける気もしない。だから、1日に30分だけでも何もしない時間をつくろうと思った。自分と向き合うということに、思春期と同じくらい真面目になってもいいんじゃないかと思っている。
竹富ー二人

2006.02.03

Walking In the Rythm with MK81

2月になりました。
2月からcinraは本格的に二人体制になります。
柏井万作、その人です。
スタッフは20人以上いてくれて、一人でも欠けたら大変なことになるほどみんなでやっているわけだけど、やっぱりcinraのお金的な部分とやっていきたい部分を両立していくのに、その全ての舵取りを1人でやっていくのは正直しんどい部分がありました。メンタルもフィジカルも。
その、すごくもろくて、一番大切な背負うものが半分になりました。何の迷いもなく全てを任せられる唯一のパートナーに。元先輩ですからね。笑
背負うものが軽減されたということはその分フットワークが俊敏になるわけで、いよいよ走ります。
サッカーではディフェンスだったけど、今じゃオフェンスになりました。
ってことで、毎朝事務所に10時出社!
早寝早起きでグッドなリズムといきたいところですが、寝る時間はやっぱり変わらないものです。笑
でも、何故だかいいかんじのリズムにのっています。心身ともに良好です。
そろそろ、待ちに待った第1ラウンドのゴングが鳴ります。