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2006.01.31

アートとビジネス

今日は久しぶりにムサビに行って来た。
「久しぶり」って自分の大学ではないんだけど、自分の大学以上に通っていた気がする。地理もムサビの方がわかっている(笑)。
卒展を見に行ったのである。
院生の修了展もやっていたので、とても見応えがあった。
すごくワクワクしたし、落ち着いた気分になった。
やっぱり絵を見るのが大好きだ。
もしかするとライブ見るのより好きかもしれない。
これをなんとか一般的な価値にできないだろうか。
見ながら何度もそう思う。
そう思えば思う程、ぼくの陳腐なアイデアに絡み付いた素晴らしい作品は、その価値を失っていく。
アートをビジネスにするのは、かくも難しい。
かと言って、既存の小さく閉鎖的なマーケットでだけ流通しているのがなんとももったいない。
色々と考える。
根本はやっぱり、全て教育にある。
途方もなく遠くはあるけれども、ぼくのゴールはきっとそこにあると、改めてそう思った。

※グーグル@中国
あまりにもどうしようもない。。。
いつの時代の話しをしているんだっちゅーの。

2006.01.24

堀江さんについて考える

堀江さんが逮捕された。
20億円くらいちょこっと書き換えて、6000億円なくなって、自分は逮捕された。堀江さんの今までの動きを考えてみると、なんだか夢のようだ。映画みたいな話しだ。あまりにも、できすぎた話しだ。そもそもこの事件の発端が明かされないから、たぶん告発なんだろうな。きっとたくさんの人に憎まれていたんだろう。
法に触れたわけだから仕方がないけど、ネット上では彼を擁護する声が圧倒的だ。
彼が違法行為を行なったその罪以上に、日本経済が抱えている根源的な「罪」が大きいからだ。
堀江さんはどんなやり方であれ、窒息しそうなほど既得権益でベトついてしまった日本経済をひっくり返そうとしていたわけだ。それはものすごく孤独で、勇気のあることだったと思う。
企業買収による企業の拡大は、アメリカではそんなに珍しいことではないらしい。日本では様々なベトつきが資本主義の持つ「自由経済」を隠蔽してきた。本当の意味で「金もってる奴が勝ち」のシステム。時価総額と株価が第一の社会。
資本主義システムに人間が「?」を持つようになるには、まずは現状の化けの皮をはがす必要がある。その皮の下には、じゃんじゃん吸収されて、人間味なんてこれっぽっちもないような弱肉強食の経済システムが隠れている。堀江さんはそういう社会にしようとしていたんだろう。団塊の世代がもう少しで引退する、そういうタイミングで。
何者でもないぼくは、それを「通過点」として、素晴らしい活躍だと思っていた。
堀江さんが目指した社会の後に来る、新しいパラダイムシフト。資本主義でも、共産主義でもない経済システムを求める時代。そんなロマンが少し、遠のいた。
堀江さんは、しばらくの間タタミ3帖の暖房のない、外気とほぼ同じくらいの寒さのところで過ごすらしい。いいものを食べて脂でピカピカしていた顔が、カピカピになるだろう。裸にされて屈辱を味わい、「一般人」にガツガツ尋問されるだろう。感情の触れ幅が激しすぎて、目盛りが飛んでしまうくらいのダイナミクスだ。そんな経験は普通じゃできない。不謹慎ながら、ちょっとだけうらやましいとさえ思えてしまう。
すごい人っていうのは、ぼくみたいな何者でもない人間から、まるで同じポジションにいるかのように偉そうに語られてしまう人のことだ。堀江さんは、すごい人だった。
●today’s BGM:かせきさいだぁ/冬へと走り出そう・再び
冬の名曲。
FISHMANSしかり、90年代のすげぇ日本人ミュージシャンはなぜかみんな同じ匂いをしている。キラキラしておる。

冬へと走り出そう・再び

画像をクリックすると、iTunesが立ち上がって試聴できるよ。
さらに、購入するといくらかぼくのお財布に入ってくるよ。
興味本位にはじめてみました。

2006.01.21

cinra magazine vol.8発行!

mag8いよいよcinra magazine vol.8を20日、発行しました。東京を中心に大阪や福岡などで配布中です。
今回は面白いです。雑誌です。やっとここまで来れたな、という思いです。
是非ご覧あれ〜。
webでも公開しています。
cinra magazine vol.8 web版
ガンガンいきまっせ〜。

2006.01.16

DTPWORLD 発行しました

DTPWORLDデザイン雑誌の『DTPWORLD』に見開きインタビューでcinra magazineを紹介していただきました。もう販売されているので、書店に行った際は是非ご覧くださいー。
なんと目次ページにもCDの画像を掲載していただいてまして、嬉しい限りです。
個人的には、もっと写真写りをなんとかしないとならんです。笑。某女性誌の時もひどかった。。。モデルさんはすごいなぁ。でも、熱く語ってきたので内容はよく仕上がっています。
これを機に、がっつり盛り上げて行こうと思います。
DTP WORLD 2006年2月号
ということで最新号のcinra magazine vol.8がとうとう完成しました。
1つ1つ10,000部、丁寧に詰め作業をして完成です。みんなおつかれさま。
順次都内を中心に全国に飛び回ります。正式には20日発行です。今回は媒体としての成長が著しい号です。納得いくものがつくれた。web上でも公開しますのでお楽しみに〜。

2006.01.13

Google Earth Mac版リリース

今日は事務所で次号のマガジンの演劇コンテンツの打ち合わせをして、渋谷にwebデザインのお仕事へ。こうも業務内容が行ったり来たりするのはいつまでたってもやることが新鮮に思えるから嬉しい。
その後、渋谷でさらなる打ち合わせのために無線環境のあるところを探す。意外にない。ってことでまん喫で打ち合わせ、笑。人生最初で最後だろうな。
そうこうしている内にインテルMacがとうとう発表されましたね。
iBookじゃなくてPowerBook(あらためMacBook)。。きっとG5のPowerBookがつくれないからなんだろうなぁ、もう。高いよ。それにしても4倍の早さってすごい。これを機に現行機種が安くなればいいんだけど、在庫が余っちゃってるみたいで生産中止にしてくれないらしいから困る。うーん、そろそろPCがクラッシュしそうな予感がしているのです。
インテルMac関連記事
さらに今日、Google EarthのMac版(OS 10.4以降)がいよいよリリースされた。
Google Earth
Winに遅れて実に半年。。。早速いじくってみる。
事務所
画像、真ん中の緑色の屋上の建物についている小屋がcinra officeでございます。
エッフェル塔
グーっと縮小して地球をグリグリまわしてヨーロッパに行ってみると、エッフェル塔もありました。
ぼくはこんなに狭い範囲でしか生活していないのに、やっぱりそこは地球なわけでした。中東では深刻な問題が勃発しています。