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2006.08.05

新入社員を採用しました

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えーっと、カメです。
ペットが欲しい。手軽な。ということで、カメを二匹ほど事務所で飼いはじめました。
ぼくら二人を除いて初の社員ということで、「1号」「2号」という名しかないので、誰か名をつけてやってください。
ちなみに、毎日水をかえてやらねばならず、その時に甲羅干しついでに突っついて遊んじゃったりするので、この社員のコストパフォーマンスはかなり低いです。笑
どうやら今年の6月からハ虫類以上を飼う場合は一通りの説明を読まされて、最後に住所とサインを記入するという契約のようなものを結ばなければならなくなったようで、ぼくも親になるつもりで署名。成長したからといってその辺に手放して事件が発生しているケースが多いから、という理由だそう。うん、間違いない。
最近なんかゆるいことしか書いてないけど、仕事はちゃんとやってます。笑
ただ、どこかで社員になったことがないので”仕事”の一つ一つがすべて新しい体験で、それがどんなに楽しいものであろうが、どうしようもなく社会の構造やそこに存在する人に落胆するものであろうが、どんなことでもワクワクしっぱなしだし、すべてが勉強になる。それこそ灼熱の砂浜に水を注ぎ込んでるようなかんじで「もっと!」って思う。
少し前のフットワークが軽かった自分をすでに羨ましく思うのと同じように、これもまた「今」でしか体験できないことなんだろうと思う。どんな形であれ、いつでも「今」にワクワクを実感できてれば幸せだなぁと思う。
相変わらず気まぐれだけど、今日はちょこちょこニュースが。
mixiで恋に落ちれますか?
つーかmixi中毒者は約半数か。すごいな。
藤田社長はちゃんとインターネットで稼ぐ方法を考えている。
「web2.0」って言っても、そこからお金の流れはまだ起きていないっていう意味では、やっぱりとても賢いお方だと思う。でも、やっぱ新しいマーケットをつくってこそ!だと思うんですがね。
MovableTypeの次!
公開レベルを設定できる、SNS的なブログといったかんじかな。管理画面が簡素になったみたいだし、ちょっと試してみるかな。
みんなが中古CDショップの店長
米の「la la」というwebサイト。
これは面白い試みだなぁ。おまけにちゃんとアーティストにもバックしているっていうのがすごい。

2006.08.01

贅沢な週末

まず、土曜日。
早速「ゲド戦記」を観に行った。
六本木のヴァージンシネマはネットで座席を指定しながら予約できるので、並ばなくてすんだけど、会場は満杯。
えーっと、これ、駄作です。
「平成狸合戦ポンポコ」よりもダメです。
ジブリ信者なのでたいてい何やっても肯定しちゃうんだけど、今回だけはしょうもなかった。なんすかこれは・・・。
どこをどう切り取ってもいい要素がありませんでした。
原作が宮崎駿の「シュナの旅」(ナウシカの前に駿さんが書いた漫画です。短編の。)ってエンドロールで流れてたけど、そんなはずはないよ。「ゲド戦記」だし。鈴木さん、プロデューサーとしてそろそろ世代交代のために動かないとならないのはよく理解できるけど、これはないと思います。
そんな悲しみを背負いながら森美術館の「アフリカ・リミックス展」を観に行く。
植民地時代に被植民地となったアフリカ諸国の表現が、欧米の現代美術のコンテクストに乗せたときにどうしても皮肉なアイデンティティーになってしまうというのは、それこそがアイロニーだと思う。
そういう、欧米諸国が思う「アフリカ」に迎合するようなエキゾティズム的な作品もあれば、逆にすでにその呪縛から解放された”自由な”作品もあった。
ひるがえって日本のことを考えないわけにはいかない。
アフリカ展を見て思うのは、”アフリカ”を表現する際に作者にまで西欧人的な「アフリカ」がステレオタイプとして埋め込まれてしまっているということで、それはもしかすると日本でも同じなのではないかと思う。
日本でも、欧米諸国の現代美術のコンテクストにのせる時に、未だどうしてもある種のオリエンタリズムやジャポニズム的なフィルターがかかっているのではないか。会田誠や村上隆を筆頭に、そういう「異国情緒」的な観点でしか面白がられないというのは、それ自体構造的な問題でもあるし、作家自体が無意識的にでも、戦略的にでもそれを意識してしまうということは、なんとも古いなぁと思ってしまう。ここは相当反論がありそうだけど・・・
さて、長くなっちゃうから、話しは日曜日に。
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土曜日の夜中から苗場へ出発。
FUJI ROCK FESTIVAL 2006であります!
正直、出演するアーティストは半分くらいしか重要ではない。
この空間に身を置くことが何よりの至福なわけです。
天気も前日までとはうってかわり晴天!
それまでの雨のおかげで湿気もあって、空気がうまい。
気持ちがよすぎます。
まずは朝から”GUITAR WOLF”。彼らのライブには高校生の頃にしょっちゅう行っていたんだけど、7,8年たった今でもパフォーマンスからやる曲から、何も変わらない。それがまた、なんとも心強く思う。
次、”らぞく”。
これが今回のベストだった。この人達、最高でした。
はじまった時にはポツポツだったお客さんも終わる頃にはほぼ満杯に。BECK(漫画の方)さながらの展開でした。
実はこのバンド、自分がバンドをやっていたときに下北屋根裏の店長から「君ら、らぞくと一緒にやってみたらどうよ?」とか言われていたのがずっと残っていて、気になっていたんだけど、畏れ多いです。ほんとにすばらしいスリーピースバンドだった。
そして、飯をたらふく食べたところで木陰でお昼寝。
幸せすぎます。これは。
一休みが終わったら”フィッシュマンズ”へ。
会場満杯です。ぎゅうぎゅうでした。
ぼくは佐藤さんがいた頃のフィッシュマンズのライブを観たことがない。それが悔しくなったり、すごい幸せな気分になったりで、よくわからないけど泣きそうになる。ボーカルには原田郁子、ハナレグミ、キセル、bonobos、UAなどなどが登場。最後の永積さんのナイトクルージングは最高でした。
その後は”ラカンターズ”→”ストロークス”→”HAPPY MONDAYS”の流れ。HAPPY MONDAYS、最高でした。
何を観たかより、それも含めて何に楽しんだかの方が全然重要なのがフェスだと思うけど、とりあえず今日はこの辺で。

2006.07.25

楽園への入場券

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とうとう来ちゃった。fuji。
最終日だけだけど、それまでにしっかり仕事を終わらせるべし。
そして存分に、はしゃぐべし。
今日の予報では30日は曇り。頼む。雨はイヤだ。

2006.07.21

cinra magazine vol.10発行&公開!

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先日届いたcinra magazine vol.10。
7月20日に発行になりました!
おまけにマガジン専用のwebサイトを立ち上げました!
http://cinra-magazine.net/
ここで中も見れるので、是非アクセスしてみてください。
スタッフブログもはじめたのでご意見ご感想お待ちしていますー。
ブログにコメントしてもらうと抽選で素敵なプレゼントが当たっちゃいます!


追記?
ウチのわんこ
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2006.07.17

24歳、いいリズム

15日。
cinra magazine vol.10の打ち上げで、事務所の屋上でみんなでバーベキューをする。
雨降ったら25人も事務所には入らないので、ただただ晴れる事を祈る。が、買い出しを終えたら今年最高なんじゃないかと思われる横殴りの雨。雨男のぼくは、続々と集まるスタッフにいじめに合いました(笑)。が、晴れ男万作の気合いの健闘により、無事雨もやみ、バーベキュー開始!
みんながっつくがっつく。俺もがっつく。

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夜、そろそろマッタリしてきたなぁと思って部屋に入って話をしていたら、屋上から「ちょっとcinra全体に関わる話しがあるから」とお呼びがかかる。ぼくは典型的なA型ですので心配性です。「おい、なんかイヤな予感がするぞ。ちょっと今回は制作大変だったからなぁ。もしや集団ストライキ!?」と思いながら恐る恐る外に出る。

「えー、明日はタイチくんの誕生日です。おめでとうございます!」

と、スタッフのみんなからのサプライズ!!!
みんな俺が生粋のチョコ好きなのを知っていて、濃厚な、とても美味しいケーキをいただきました。
こんなに大勢の人達に一度に祝ってもらったのは生まれて初めてだったかもしれません。
おまけに、苦楽を共にする最高の仲間たちから。
危うく涙するところでした。
みんな、ほんとありがとう。
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16日
そんなこんなで誕生日。24歳になりました。
毎年恒例、自分の誕生日=自分の海開き。
いつも湘南・葉山の一色海岸に行って遊びまくります。江ノ島〜鎌倉〜逗子みたいに込んでないし、ブルームーンがあるしね。
またもや雨が心配だったけど、午後から日も出てくれて浮き輪と共にはしゃぎまくる。

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波に揺られて空を見上げながらプカプカするのです。
波に打たれて地面に叩き落とされたりもするのです。
さらに、ブルームーンの裏手には神奈川県立近代美術館という閑静な美術館があります。今ジャコメッティー展をやってたから狙いすまして行ってきました。油彩から彫刻まで、ここまでジャコメッティーをたくさん見られたのははじめて。連日の遊び過ぎで意識がフワフワしていてちゃんと見られなかったのが切ないけど、これまた良い時間だった。

もう完璧。
ぼくは今、いいリズムの中にいる。