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2007.04.27

明日、語ります。

iPodを手にしたとき、
外出先でCDを入れ替える必要もないし、
色んな音楽が勝手に流れてきてくれることに、
こいつはなんてスゲェやつなんだ、と思いました。
それが日常になって、
シャッフリングな生活が当たり前になった今、
「なんか音楽を軽く聞き流しちゃいないか?」
と疑問に思っています。
便利になればなるほど、
不便だった時の情緒が思い出されるのはある種のノスタルジーであることは間違いない。
でも、音楽が自分の中で「生き方」ではなく「ファッション」に近づくこの感覚は、そこまで個人的なことでもないような気がしています。
そこで、トークショーをやることにしました。
明日、27日金曜日、cinraがこれから毎月開催していくイベント「EXPOP!!!!!」の第1回目!
場所は渋谷O-nestです。
Listen Japan、SPACE SHOWER、YAMAHA、mf247…。
ネット音楽配信事業者の方々をお招きして、
こんな思いについて語るトークショーをやります。
ネット音楽配信やiPodで見える現在とこれからのアカルイミライを浮き彫りにしたいと思ってます。
下のライブフロアではcinraがプッシュしている
「次世代ソングライター」たちによるライブが繰り広げられます。
いよいよ連休スタート!
損はさせないと思うので、
都合がよければ是非いらしてください!
EXPOP!!!!!

2007.04.21

渾身の一発です。

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4月20日、我が社が最も気合いと情熱を注いでいる事業、cinra magazineの最新号が発行となりました!
web上でも公開してるので、是非ご覧下さい!
http://cinra-magazine.net/vol.13/
さらに、cinra magazineのwebサイトも同時にリニューアルしました!
http://cinra-magazine.net/
cinra magazineは、読者の方の声を聞きながら、草の根で成長し、増殖していきます。
なので、是非ご覧いただいて、ご意見や感想をいただきたいです。
アンケートがマガジン内にあり、読者プレゼントもCDや美術展のチケットなど、豊富です。
それに加えて、ブログとmixiなどで紹介してくれた人には、cinra magazineの次号をお届けします! というキャンペーンもやってますので、是非是非!
今回の号に関しては、すでに色んなところで話したり書いたりしていて重複になってしまうのですが、cinraという組織が目指すスタイルを丁寧に、且つアツく体現できたんではないかと思ってます。
それは、いつもぼくたちが謳ってきた「新しいカルチャーシーンをつくる」から発展した「カルチャー・ジャーナリズム」というスタイルです。
社会の批判や批評をしていくことは、ともすれば机上の空論になったり、単なるグチや短絡的な自己満足に陥ってしまう。
でも、逆にそれを恐れてしまっていては、大衆迎合な、どこかの二番煎じで終息してしまう。
だから、大前提としてこの文明にすがっている生活をしている自分と、その社会を肯定する作業からはじまると思っています。
地に足をつけて、その上で「これは間違ってるだろう!」とか「これ、面白い!」ということを、責任を持って、胸を張って発信する。
このスタイルです。
たまの喜びは成長のために必要だけど、どこかで悦に入って思考停止してしまっては成立しない、スクスク成長し続ける貪欲なスタイル。
そういう思いから、できあがりました。
「実際どうなのよ?」ってところで、是非色んなページを見てみて下さい。
で、手厳しく評価をしてください。笑
http://cinra-magazine.net/vol.13/
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2007.04.16

ここ1ヶ月の雑感

雑な言い方をしてしまうと、色んなことがあって、大変なこともあるけれど、ともかく仕事がめちゃめちゃ楽しい。
成長は自覚するものじゃなくて、
数字に表れたり、人に言われてはじめて「成長した」と言えるものなのだと思うけど(J-POPの歌詞みたいだな、笑)、たまには自覚してみるのも悪くない。じゃないと次のステップに行けないのです。
cinraは、目指していることが社会的な分、他の企業にはない揺るぎないパワーがあるし、それを支える優秀であたたかい仲間が沢山いる。
一方で、社会的な自己実現度が高いからこそ、ビジネスとしての実現度を突き詰めようとしないことがままあります。それじゃあいかんのです。
大企業やベンチャー企業、組織的な企業、個人の力にみなぎる企業。色んな方々にお会いして刺激を受けながら、cinraはその部分でも人一倍がんばって、自分やみんなの生産性を常に意識していかなくちゃいけない組織なんだと思う。
だから平日は、鬼気迫り、がむしゃらに仕事する。生半可な勢いじゃダメ。
で、土曜日はパーっと気を抜いてスタッフや周囲の人達と遊んだり打ち合わせをしたりする。
そして日曜日はおいしいご飯や大好きなケーキを食べて、
「やっぱりここのタルトは最高だよねー」
とか言いつつ、来週への元気をもらう。
このリズムで、この1ヶ月を流してみました。
悪くないので、もう少し続けてみようかと思ってます。
気づいたらちょっとずつ暖かくなってきてる!
あ、先日東京都現代美術館(MOT)の「マルレーネ・デュマス 〜ブロークン・ホワイト〜」の記者会見+プレス内覧会に行ってきましたが、これはいいです。
20日に発行するcinra magazineでこの展示の招待券を読者プレゼントにいただいたので、是非応募してください!
東京都現代美術館HP

2007.03.15

膨張膨張

井手君に引き続きピコちゃんが入社しました。
ずーっと一緒にやってきた、同志。
それにしても、女の子がいるだけで職場の空気というのはすごく変わるもんですね。
今までのみんなも、それぞれ会社の中で別の機能をしはじめるから面白い。
人ってほんとに大事です。
cinraスタッフも全部で40人くらいになりました。
ますます楽しくなってきそうな予感!
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あと、すっかり忘れていたのですが、
カルチャー誌”+81″への掲載に引き続き、web制作に携わる人の必読雑誌、”web designing“の3月号に、つくらせてもらったwebサイトが掲載されました。
「WEB SITE FRONT」っていう旬なwebサイトを取り上げる巻頭連載企画。
最初の見開きの右ページです。cinraではなく、杉浦太一でクレジットされています。
去年の秋からディレクター、プランナー、ライターとしてがっつり関わったプロジェクト。
アートディレクター・デザイナーにシフトブレインのタクマさん、フラッシャーに鈴木さん、htmlを仲村さん、映像が高田君のチーム編成。総力を尽くしてつくらせていただきました。
関係者のみなさんありがとうございます!
他にもちらほらwebサイトを紹介するポータルでのっけたりしてもらったようです。
こういう風に自分が考えた企画が色んな人のアイデアとくっつきながら実際に形になって、クライアントさんも代理店さんもチームメイトもニッコリできて、外からも評価していただける仕事ってのは最高です。
反省も含めて、たくさん勉強させてもらったお仕事でした。
さて、最近はcinra magazineの追い込みで徐々に不夜城と化しております。
夜中、寝付けない方はいつでも遊びにきて下さーい。笑

2007.02.27

タイムマシーンに乗って

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久々の連日更新!笑
散々迷ったあげく、井手君とともに会社を飛び出し、新生メカネロのライブに行って来た。
花のように」の自主企画。タイトルは「タイムマシーンに乗って」。
メカネロ、ウェルカムバックです。
昨年のメンバー脱退を乗り越え、帰って来ました。
ボーカルとギターが変わると、やっぱりバンドは全く変わる。
変化っていうのは、いつだって良くも悪くもある。
それでも、意識的にでも、不可抗力でも、してかなきゃいけない変化はあるのです。
そんな中、リーダーの林さんの毅然とした姿がすごくかっこよかった。
そう、リーダーはいつもこうでなくっちゃならんのですね。
音楽だって、ビジネスだって、同じです。
新しいボーカルさん、最後の曲の最後の「Yeah〜」で腑に落ちました。
ギターさんも含め、これからどんどんキャラを出していってもらいたいです。
で、その後のWATER WATER CAMEL
今回のcinra magazineに収録させてもらっていて、かなり気になっていたのですが、ちょっとヤバい領域にいってました。
こんな感動は、本当に久々。
やってる人達が幸せそう過ぎて、こっちも幸せになりすぎました。
全然フィールドが違うのはわかってるんだけど、無意識に嫉妬。
どんな形でも、こんな感動を人に与えられたらどんなに素敵だろうと思った。
素晴らしい音楽体験をさせてもらいました。
ごちそうさま。
「花のように」はベースの人が最後だった。
出会いとか別れとか、バンドは特にそういうのが多い。
その節目節目を見る度に、な〜〜にも知らないくせして涙してしまうのは、ぼくが感動屋だというのもあるけど、そういう1人1人の人間の極まった感情を見たり感じるする度に、たまらない気持ちになります。
最近やたらとオセンチで恐縮ですが、別に落ちちゃいません。笑
むしろ、ハイアベレージです。