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2007.07.17

25歳の海開き

7月16日は誕生日で、毎年海開きってことになってます。
台風のおかげで海は恐ろしいことになってたけど、
今年も恒例の葉山のbluemoonでいい時間を過ごしました。
24歳:http://www.taichisugiura.com/2006/07/24.html
23歳:http://www.taichisugiura.com/2005/07/23.html
22歳の頃から数えると、もう4年毎年同じことやってる・・・。
なんだかんだで25歳。
若い若いと言われはするものの、そろそろ潮時です。笑
「若い」は仕事をする上では
何のアドバンテージにもならないし、
下手にそれを自分の評価に加算してもよくないので、
今のところは年をとるのが嬉しい。
それにしても今年は特に、色んな人から祝ってもらった。
cinraのスタッフ(サプライズ!!)、友達、お仕事の方々、中高の同窓生、家族、じいちゃんばぁちゃん。
人が見るテキストでこんなことを書くのもどうかと思うけど、
どうしてみんなこんなに優しいんだろう、と思う。
嬉しいを越えて、不思議ですらある。
少なくても彼らに優しくしたような覚えはほとんどないのです(それも問題だけども)。
ひとまずわかったのは、
優しくされると人に優しくできるようになるっていうこと。
簡単なことなんだけど、今日、ものすごく合点がいきました。
「やさしさに包まれたなら」を唄ったユーミン、さすがによく知ってらっしゃる。
25歳はいつもとはちょっと違う切り口でがんばりたい。
もらった優しさは、ちょっとの間、奥に潜ませて大切にしておきます。

2007.07.01

リフレッシュタイム

月末、cinra magazine vol.14が完成し、なんとか今回も切り抜けました!
スタッフのみんな、社員のみなさん、ほんとにおつかれさま!
で、金曜日、マガジンも終わり、
NPO法人KOMPOSITIONがセンター街にオープンしたギャラリー「SCENE」のオープニングレセプションへ。
寺井さん、こんなことやるなんてほんとすごいです。
帰りにHMVにふらっと寄ってみる。
そんな「ふらっと」な時間にただただ感動しながらも、
新譜を聴き漁る。
UAのニューアルバム「Golden green」が最高でした。
ここ2,3枚の潜り方も全然嫌いじゃないけど、
やっぱりUAはこうじゃなくちゃ。歌姫再来。
長いトンネルを抜けた後の美しい風景が広がっておりました。
「TERRY CALLIER/I Just Can’t Help Myself」も衝動買い。
マーヴィン・ゲイのwhat’s goin’ onの後継とでも言うべき優しいソウルミュージック。
これまたしっとり美しい。
週末も引き続きのんびり。
ふと部屋の大掃除&模様替えを敢行。
モノは少なくしてたと思ったんだけど、ゴミ袋7袋分くらい、片っ端から捨てまくり、きれいさっぱり!
おまけにPCも調子が悪かったのでこれを機に初期化して大掃除。
と、思いきや初期化しても治らないじゃん!!
買ってから1年。尋常なくらい何度も調子が悪くなり、その度にぼくは仕事のできないふぬけになります。
もうこんなこと続けてられるか! ってことで、
同じPCをもう1台買ってきました。。。
 macbook.jpg
同じのが2つあるってのもいかがなものか。。
いや、仕方ない。
ってな具合で、至福の週末で、
きれいさっぱり2007年前半を締めくくりました。
後半も飛ばすぞーー。

2007.06.05

not ミクロ but マクロ

0602m.jpg
先週の金曜日に「Think NEXT」というアート系団体が集まったラウンジトークに参加して、cinraの紹介をさせてもらった。
みんながみんな、「アートがどうやったらもっと開かれたものになるのか」を考えている。
シーンが閉塞的だと自らが閉塞してしまいがちだから、そこをグイっと開くような動きが起きてくればいい。
とんがったことをやっている人たちはたくさんいるから、cinraはそういった人たちとのつながりを大切にして、より広く伝えられる触媒になりたいのです。
だからこそ、些細なことにこだわるのではなく、あくまでマクロな目をもっていたい。つい、日々を過ごしていると顕微鏡のようにミクロに細かなことを気にしたり、執着したりしていまいがち。それじゃあ先が見えてます。
それから、同じく金曜日に文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」でcinra magazineを紹介してもらいました。ほんの一瞬だったけど、こういう手応えをもっともっと増やしていかなくっちゃいけませぬ。
そういえばGoogleがまたすごい。
Google mapにstreet viewってやつを加えた。
NYなど米国の一部の地域のGoogle Map上で、360°展開の静止画を公開。
これが全世界で起きたら、ほんとすごいことになっちゃうわい。
http://maps.google.com/help/maps/streetview/
「Go to Street View」をクリック
NYあたりのカメラをクリックして「Zoom In」をクリック
人を適当なところに飛ばしてみる(drag&drop)

2007.05.31

アートの次を考える

mixiのアート・マネジメントコミュニティーが主催のトークイベント、「Think, NEXT」にゲストとして呼んでいただいて参加することになりました。
6月1日(金)、アサヒ・アートスクエアにて。
TokyoArtBeat、Survivart、Boice Planning、On going、MOTなど、まさに新たなアートシーンをつくろうとしている団体が勢揃いってかんじですね。
それぞれがプレゼンしたりトークしたりします。
楽しみだー。
もし時間あったら是非来てくださいー。
っていうお知らせでした!
ラウンジトーク「Think NEXT」

【日時】2007年6月1日(金)18:30開場 19:00開演

【会場】アサヒ・アートスクエア(アサヒスーパードライホール4F) 

【入場料】500円(ドリンクはオーダー制)
※本企画は「コミュニケーション・アートバー」の一環として行われます

※参加申し込み不要
【ゲスト】

岩井優(Survivart代表)
小川希(Ongoing主催)

加藤慶(Boice Planningアトリエディレクター) 

井上文雄(MUSEUM OF TRAVEL代表)

杉浦太一(株式会社cinra代表取締役)

藤高晃右(Tokyo Art Beat共同設立者)
【司会・進行】橋本誠(アートプロデューサー)
【企画】 SNSサイト「mixi」アートマネジメントコミュニティ
【お問合せ】http://c.mixi.jp/arts/(mixi)

2007.05.17

どうなっちゃってんだ?

「上場企業の利益、過去最多」
「その利益は社員ではなく、株主に全部流れる」
配当を上げることは、外資からの敵対的買収の防衛策に他ならないわけです。
でも、がんばって働いているのは社員ですよ、社員。
上場企業の経営者はほんとに大変だと話しには聞くけど、
これじゃなんのためのIPOなんだっていう。。。
そうこうしているうちに、
「アメリカのファンドがブルドックソースへTOB」
全株式を買収する予定らしい。
以前、ブルドックソースの創業話しをテレビで見た記憶がある。創業者の想いや努力は、いとも簡単に外国から来た新参者に食われてしまう。
おまけに富裕層に支持されて昨日就任したフランスのサルコジ大統領。
“小さな政府”を掲げて、
残業を積極的に推進、
移民の家族受け入れのハードルを高く…。
極めつけに今日の朝日のトップ、
仕事上のストレスでウツになった人、過労自殺、過去最多。
「まぁしょうがないよ、成果主義だし資本主義なんだから」
って無自覚に言う人こそ、明日は我が身なのだと思います。
社会システムは人間のためにあるもので、
その逆では決してない。
一方、「だからダメなんだよねぇ」とか言っちゃってるのもカッコよろしくない。
社会の流れに敵対しようなんて1ミリも思ってないし、
“清貧の思想”を語るつもりもさらさらない。
だいたいそんなことしてたら
世の中を批判して社員を食べさせていくことのできない、
最低の経営者になります。
でも、ちょっとまずいんじゃないだろうか。
日本はアメリカじゃない。
そこにいる人たちの環境も歴史も感性も、当然違う。
システムエラーがもう少しで起きるのだと思う。
いや、もうそこかしこで起きてる。
キーワードは”知性”なんじゃないかと思うんです。
磨かなきゃ磨かなきゃ。