RECENT

2006.08.25

同年代、同業種、同役職

8月、仕事も遊びも120%だ。
特にお仕事、目まぐるしいですね。周りの人達もみんなすごそうです。
こういう時、いつでも涼しい顔してられないと。
まぁ実際楽しくて仕方がないんだけど。
ここは一つ、がんばっていきましょう!
今日は昔からマガジンの広告でお世話になっているU社のT社長と飲んだ。
大学2年で起業した、ぼくの2つ上。
経営者として、ぼくの相当先を走っていらっしゃる(当然だけど)。
最近は色んな社長さんに会ったり一緒にお仕事させてもらう機会が増えたけど、この方はかなり異色かもしれない。笑
たくさんの刺激をいただいた。
やっぱり同年代の社長さんっていい。
悩みからビジョンまで、質は違えどいろんなことが共有できてしまうから不思議だ。
周囲の反応とかもやっぱり同じなわけです。
友達から「シャチョーー、景気ドウヨ?」とか言われたりして。笑
で、すっかり意気投合させてもらって一緒に何かやっちゃおうぜ、ということに。
とりあえずはお互いのスタッフ同士でバーベキューとかキャンプとかして、そっからはじめようと。笑
こういう出会いの一つ一つが、ぼくにとって今何よりの最大の価値。
そして、そんなことを人に感じさせてしまうのだからすごい人だな、と思うし、ぼくも人にそういう風に感じてもらえる人になりたいと思う。人それぞれスタイルはあるにせよ、それが「人間力」ってもんだ。
ずーっと修行です。終わりなんて、死ぬまでなくていいです。

2006.08.13

突然サマソニ

11日、友達から電話で「明日のサマソニのチケットあるんだけど、行く?」ときたもんだ。
今週いっぱい、100%仕事をしました。ほんとに。
だから、週末は100%遊ぼうと思いました。
「それ行く!」
今回のサマソニで見たかったのはPHOENIXとFlaming Lips。
どちらも12日。今日である。
HI360062.jpg
●PHOENIX
まず、フェニックス。Tahiti80同じくフランス出身のバンドということで、フランスっぽい気品のあるポップ感が大好きだ。
彼らの音源はとてもデリケートなので、どんなライブを見せてくれるのかなぁと思っていただけど、PAが最悪ということもあり、ちょっとかわいそうだった。でも、「If I ever〜」も「Too Young」もやってくれたので満足。
●CARDIGANS
「love me love me〜♪」ってやってくれた。笑
●くるり
ともかく満員。すごい人だった。
はじめてくるりのライブ観たけど、やっぱいいっすね。演奏がすごくしっかりしている。
「ばらの花」も「ワンダーフォーゲル」もやってくれました。
楽しかった。
●METALLICA
大本命のFlamingLipsとかぶっていたので、究極の選択だったけど、序盤だけ観に行った。
やっぱね、すごいっす。演出も、演奏も、楽曲も、ハイレベル。
しびれました。40代越えと思われるおっさんがけいれんするように踊り狂っていたのはわすれません。
●FlamingLips
メタリカを抜け出して、メッセに直行。タクシー使いました。笑 ちょっと遠いんだもん。
これが本当に最高のライブだった。
会場にはバルーンがたくさん飛んでいました。
ニューアルバムからもたくさんやってくれた。「The Yeah Yeah Yeah Song」はみんなで熱唱。
アンコールにもこたえてくれた。
ハッピーなライブ。最高としか言いようがない。お見事でした。
あの声は、どこか神がかっているとしか思えません。
なんと、1曲目が「Race for the Prize」だったらしく、悔しすぎたけど、まぁメタリカは外したくなかったから仕方あるまい。
サマソニ、はじめてだったんだけど、やっぱ雰囲気はよろしくないです。
会場ごとのアクセスもよくないし。下がコンクリートだからやたら疲れるし。
でも、アーティストがいい。いいライブをしてくれたので、結果オーライ!
明日はサロン@湘南だ〜

2006.08.05

新入社員を採用しました

HI360054.jpg
HI360053.jpg
えーっと、カメです。
ペットが欲しい。手軽な。ということで、カメを二匹ほど事務所で飼いはじめました。
ぼくら二人を除いて初の社員ということで、「1号」「2号」という名しかないので、誰か名をつけてやってください。
ちなみに、毎日水をかえてやらねばならず、その時に甲羅干しついでに突っついて遊んじゃったりするので、この社員のコストパフォーマンスはかなり低いです。笑
どうやら今年の6月からハ虫類以上を飼う場合は一通りの説明を読まされて、最後に住所とサインを記入するという契約のようなものを結ばなければならなくなったようで、ぼくも親になるつもりで署名。成長したからといってその辺に手放して事件が発生しているケースが多いから、という理由だそう。うん、間違いない。
最近なんかゆるいことしか書いてないけど、仕事はちゃんとやってます。笑
ただ、どこかで社員になったことがないので”仕事”の一つ一つがすべて新しい体験で、それがどんなに楽しいものであろうが、どうしようもなく社会の構造やそこに存在する人に落胆するものであろうが、どんなことでもワクワクしっぱなしだし、すべてが勉強になる。それこそ灼熱の砂浜に水を注ぎ込んでるようなかんじで「もっと!」って思う。
少し前のフットワークが軽かった自分をすでに羨ましく思うのと同じように、これもまた「今」でしか体験できないことなんだろうと思う。どんな形であれ、いつでも「今」にワクワクを実感できてれば幸せだなぁと思う。
相変わらず気まぐれだけど、今日はちょこちょこニュースが。
mixiで恋に落ちれますか?
つーかmixi中毒者は約半数か。すごいな。
藤田社長はちゃんとインターネットで稼ぐ方法を考えている。
「web2.0」って言っても、そこからお金の流れはまだ起きていないっていう意味では、やっぱりとても賢いお方だと思う。でも、やっぱ新しいマーケットをつくってこそ!だと思うんですがね。
MovableTypeの次!
公開レベルを設定できる、SNS的なブログといったかんじかな。管理画面が簡素になったみたいだし、ちょっと試してみるかな。
みんなが中古CDショップの店長
米の「la la」というwebサイト。
これは面白い試みだなぁ。おまけにちゃんとアーティストにもバックしているっていうのがすごい。

2006.08.01

贅沢な週末

まず、土曜日。
早速「ゲド戦記」を観に行った。
六本木のヴァージンシネマはネットで座席を指定しながら予約できるので、並ばなくてすんだけど、会場は満杯。
えーっと、これ、駄作です。
「平成狸合戦ポンポコ」よりもダメです。
ジブリ信者なのでたいてい何やっても肯定しちゃうんだけど、今回だけはしょうもなかった。なんすかこれは・・・。
どこをどう切り取ってもいい要素がありませんでした。
原作が宮崎駿の「シュナの旅」(ナウシカの前に駿さんが書いた漫画です。短編の。)ってエンドロールで流れてたけど、そんなはずはないよ。「ゲド戦記」だし。鈴木さん、プロデューサーとしてそろそろ世代交代のために動かないとならないのはよく理解できるけど、これはないと思います。
そんな悲しみを背負いながら森美術館の「アフリカ・リミックス展」を観に行く。
植民地時代に被植民地となったアフリカ諸国の表現が、欧米の現代美術のコンテクストに乗せたときにどうしても皮肉なアイデンティティーになってしまうというのは、それこそがアイロニーだと思う。
そういう、欧米諸国が思う「アフリカ」に迎合するようなエキゾティズム的な作品もあれば、逆にすでにその呪縛から解放された”自由な”作品もあった。
ひるがえって日本のことを考えないわけにはいかない。
アフリカ展を見て思うのは、”アフリカ”を表現する際に作者にまで西欧人的な「アフリカ」がステレオタイプとして埋め込まれてしまっているということで、それはもしかすると日本でも同じなのではないかと思う。
日本でも、欧米諸国の現代美術のコンテクストにのせる時に、未だどうしてもある種のオリエンタリズムやジャポニズム的なフィルターがかかっているのではないか。会田誠や村上隆を筆頭に、そういう「異国情緒」的な観点でしか面白がられないというのは、それ自体構造的な問題でもあるし、作家自体が無意識的にでも、戦略的にでもそれを意識してしまうということは、なんとも古いなぁと思ってしまう。ここは相当反論がありそうだけど・・・
さて、長くなっちゃうから、話しは日曜日に。
HI360049.jpg
土曜日の夜中から苗場へ出発。
FUJI ROCK FESTIVAL 2006であります!
正直、出演するアーティストは半分くらいしか重要ではない。
この空間に身を置くことが何よりの至福なわけです。
天気も前日までとはうってかわり晴天!
それまでの雨のおかげで湿気もあって、空気がうまい。
気持ちがよすぎます。
まずは朝から”GUITAR WOLF”。彼らのライブには高校生の頃にしょっちゅう行っていたんだけど、7,8年たった今でもパフォーマンスからやる曲から、何も変わらない。それがまた、なんとも心強く思う。
次、”らぞく”。
これが今回のベストだった。この人達、最高でした。
はじまった時にはポツポツだったお客さんも終わる頃にはほぼ満杯に。BECK(漫画の方)さながらの展開でした。
実はこのバンド、自分がバンドをやっていたときに下北屋根裏の店長から「君ら、らぞくと一緒にやってみたらどうよ?」とか言われていたのがずっと残っていて、気になっていたんだけど、畏れ多いです。ほんとにすばらしいスリーピースバンドだった。
そして、飯をたらふく食べたところで木陰でお昼寝。
幸せすぎます。これは。
一休みが終わったら”フィッシュマンズ”へ。
会場満杯です。ぎゅうぎゅうでした。
ぼくは佐藤さんがいた頃のフィッシュマンズのライブを観たことがない。それが悔しくなったり、すごい幸せな気分になったりで、よくわからないけど泣きそうになる。ボーカルには原田郁子、ハナレグミ、キセル、bonobos、UAなどなどが登場。最後の永積さんのナイトクルージングは最高でした。
その後は”ラカンターズ”→”ストロークス”→”HAPPY MONDAYS”の流れ。HAPPY MONDAYS、最高でした。
何を観たかより、それも含めて何に楽しんだかの方が全然重要なのがフェスだと思うけど、とりあえず今日はこの辺で。