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2006.03.05

アートツアー

今日はマガジンのアートコンテンツのみんなでアートツアーを決行。
マガジンの企画の時期だけ集まって話し合うというより、頻繁に一緒に展示に行ったり勉強をしたりしていた方が、いざ企画をするときに絶対にいいものができるだろうと思って、はじめてみた。
完璧な快晴で、すっかり休日気分。
いざ、原美術館へ。
オラファー エリアソンの「影の光」展。テートモダンで展示をした時の写真が印象的で、覚えていた。光や時間、色などをものすごく人為的に利用しているのに自然な空間をつくるという作風が、なんだかとても新鮮だった。写真ですが、ご覧あれ↓。
テートモダンでの展示風景。
太陽つくっちゃってるよ!
Beauty 1993
タイトルの通り、美しいの一言。
Room for one colour 1997
部屋が黄色の光、一色。なんとそこにいる人たちやモノが全部モノクロに見えるというわけのわからない空間。びっくりな部屋でした
という具合。コンセプチュアルではなく、ただ、感覚的にきれいであり、おどろきなのである。そういうダイレクトさを現代アートに組み込むその方法論が、ものすごく斬新だった。
原美術館
品川でランチを食べ、その後恵比寿へ。エディターの二人は取材があるので、ここでお別れ。男3人で東京都写真美術館でこれも5日まで行われている「文化庁メディア芸術祭2006」に行く。
これは文字通り、毎年文化庁が主催しているメディアアートやCG、ゲーム、コミックも含めた芸術祭。受賞作品の映像がwebサイトから見られる。
大賞:Khronos Projector
優秀賞:アニマ
個人的に一番印象的だった作品。ストップモーションのリアリティーがすごい。是非見ておくれ。
他にも技術的に、あるいは造形的に感心する作品がたくさんあった。毎年この芸術祭は面白い。ただ、人が多すぎる。作品数も多すぎる。映像が100本以上上映されてるんだもん。
面白くはあるんだけれども、いわゆる「アート」というのとは違う。テクノロジーを駆使しているから面白いんだけど、作品としての深みはない。それはよくも悪くもこの芸術祭の特色なんだろう。
対称的な展示を見てヘトヘトになったぼくらはカフェに入って談話。
どうやったらアートが面白くなっていくかをひたすら話す。土曜日の昼下がりに、なんていうブルジョアライフだ、笑。
ただ、事態がそんなに容易いことではないことは誰の目からも明らかだ。二言目には「難しいよね」になる。そう、難しいのだ。だからこそ、やれたら面白いというわけだ。

2006.03.01

cinra、3年経ちました。

今思い出したんだけど、cinraは3周年を迎えました。笑
はじめてサイトをアップしたのが2003年の2月28日。たしか。。。
あっという間とは思いつつも、不安だらけで1人で構想していたあの頃を思い浮かべると、こんなに最高な仲間や多くの方々と出会えただけで、3年以上の価値がある。
やりたいことなんてまだ5%もできてないし、今やっていることももっといい環境をつくっていきたい。もっといろんなことを知って、いろんなことにビビっときたい。日々是、精進です。
なんにせよ節目ということで、一人残らず、ありがとう。ありがとさん。ありがとうございます!
これからもよろしくお願いしまーす!