05 ETC…

2006.09.14

近く、遠い人

前まではすごく近しかった人で、ここ4,5年でわりと疎遠になって、たまにしか会わなくなった人がいる。
その人はたぶん今年で50歳になるんだけど、20代後半か30代前半で父親の会社を引き継いで、その後色んな事業を展開していった。
バブルも経験したし、もちろんその崩壊も経験して、トライ&エラーの連続。
いつでも子どもみたいにチャレンジ精神を忘れない。
このチャレンジ精神は、彼の半分しか生きていないぼくも到底かなわない。
今日は久々に会って、仕事の話しをメインに色々と話しをしたのだけれども、相変わらずハードな日々を過ごしていらっしゃる。
今すぐ花開くものではない事業に挑戦して、規模をどんどん拡大し、なんと毎月何億円ものお金を調達しているようだ。それでもなぜか人はついてきて、なんとかなっている。ぼく以上に、当人が一番それを不思議に思っているらしい。
そして、ぼくに目をギラギラさせて将来のビジョンを語る。
もちろん、ビジョンを「語る」だけではない。
無茶苦茶に動き回っている。
正直、普通の人間ならば毎月とんでもない巨額を調達するのに躍起になって、もう精神的にクタクタになるはずだ。少なくても自分なら絶対にそうなる。離れていく人や敵もたくさんいるだろう。
さらに、グループ全体の社員とその人達の家族を数えれば、1000人近くの人生を背負っているわけだ。ハンパではない重圧だし、ある種、気をおかしくしなければ生きていけない。
それでもその目と、その口から発せられる言葉で、人を動かし、自分を動かしている。
「収益がでるのはこれからだ」と誰よりも自分が確信している。
グッドウィルの折口氏は「企業は宗教だ」と言っていた。
経営者自身がまずその第一の信仰者にならなければ、世の中の不条理を変えるビジネスはできるはずもないし、誰もついてくるはずがない。逆風が強すぎる。
とりあえず、その逆風をめいっぱい受けてみるのがスタートラインなのかな。
だいぶ先の景色を見せてもらったような気がしました。

2006.07.25

楽園への入場券

fujirock.jpg
とうとう来ちゃった。fuji。
最終日だけだけど、それまでにしっかり仕事を終わらせるべし。
そして存分に、はしゃぐべし。
今日の予報では30日は曇り。頼む。雨はイヤだ。