01 CINRA

2007.10.24

もっと軽やかに。

いやはや、ここまでブログやmixiを更新しなかったのは過去最高です。笑
思えば夏前から何も書いてないじゃないか。
夏はフジロック行ったり、
必要以上に海に行ったり、
グダグダなクラブでグダグダしたり、
ダイハード4.0のマクレーン刑事が
どうしても死なない奇跡に何故か腹を立ててみたりと、
だいぶ遊びました。
それから、その間に会社も渋谷に移転しました。
同じ渋谷区でも、ここまで違うもの。
大嫌いだった渋谷が3年くらい前から好きになっているんだけれども、この街は色んな種類の刺激を与えてくれます。
そんなことがありつつ、後はもうほんとにがむしゃらに仕事!
半年くらい前、たぶん3月くらいのこと。
もう少しですごく視界が開けて、
色んなものの見通しがよくなる気がしてました。
もちろん、仕事レベルで。
「あとちょっとなのに、まだ見えない!!」
って、すごく悔しかった。
で、色んな人のおかげで、
ついここ1ヶ月くらい、ひとまずそこをクリアできたと思います。
どうやってこの社会が動いていて、
その中にどんな人がいて、
それに対してぼくはどうアプローチをしていけばいいのか、
そんな巨大な「?」の答えに向かってやっとスタートを切れたイメージ。
当然、自画自賛してても仕方がないし、
さらには、また次のハードルが見えてワクワク。
でも、ずっとこの心境やシチュエーションを待ち望んでいたのです。
で、ウカウカそんなことを言っていると
大事なことまで忘れてしまいます。
人とか、人とか、人とか。笑
そういう時にちゃんと突っ込んでくれる仲間がいる。
いやぁ、これはもうドラマです。笑
そんなこんなで、久々に潜った甲斐もあり、
公私ともに新しいフェーズへ向かっています!
先月決算を迎え、会社も無事3期目に突入しました。
そんな中の、形になったことを3つお知らせします。
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CINRA.NET、フルリニューアル!
2007年10月20日 、
総合カルチャーニュースサイト 「CINRA.NET」がオープン!!
http://www.cinra.net/
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CINRA MAGAZINE vol.15、発行!
「パソコンで読む・観る・聴く 」
新感覚のミクストメディアカルチャーマガジン 、
CINRA MAGAZINE vol.15が10月20日に発行!
http://cinra-magazine.net/vol.15/
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フリーパーティー「exPoP!!!!!」、10月26日に開催!
「音楽のある生活をもっと!」
CINRAが主催するマンスリーイベント“exPoP!!!!!”
07年10月から、入場無料で毎月開催!
http://expop.jp/
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全ては、乱暴に言ってしまえば
「チマチマやってても何も変わらねー!」
から来ています。
大切な軸は何も変わらないけど、
軸の周辺にある余計なこだわりは、
持っていると足取りが重くなってしまうだけです。
だからそれをそぎ落として、もっと軽やかにいきたい。
特に、EXPOP!!!!!の入場無料化は、そういう思いで敢行しました。
その甲斐あって、10月も、11月も、
もう定員いっぱいで予約を締め切ったところです。
もっとたくさんの人に、生の素晴らしい音楽体験をしてもらえるよう、
無料で毎月やってますんで、お酒飲みがてら、是非遊びにきてください!

2007.06.05

not ミクロ but マクロ

0602m.jpg
先週の金曜日に「Think NEXT」というアート系団体が集まったラウンジトークに参加して、cinraの紹介をさせてもらった。
みんながみんな、「アートがどうやったらもっと開かれたものになるのか」を考えている。
シーンが閉塞的だと自らが閉塞してしまいがちだから、そこをグイっと開くような動きが起きてくればいい。
とんがったことをやっている人たちはたくさんいるから、cinraはそういった人たちとのつながりを大切にして、より広く伝えられる触媒になりたいのです。
だからこそ、些細なことにこだわるのではなく、あくまでマクロな目をもっていたい。つい、日々を過ごしていると顕微鏡のようにミクロに細かなことを気にしたり、執着したりしていまいがち。それじゃあ先が見えてます。
それから、同じく金曜日に文化放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」でcinra magazineを紹介してもらいました。ほんの一瞬だったけど、こういう手応えをもっともっと増やしていかなくっちゃいけませぬ。
そういえばGoogleがまたすごい。
Google mapにstreet viewってやつを加えた。
NYなど米国の一部の地域のGoogle Map上で、360°展開の静止画を公開。
これが全世界で起きたら、ほんとすごいことになっちゃうわい。
http://maps.google.com/help/maps/streetview/
「Go to Street View」をクリック
NYあたりのカメラをクリックして「Zoom In」をクリック
人を適当なところに飛ばしてみる(drag&drop)

2007.05.31

アートの次を考える

mixiのアート・マネジメントコミュニティーが主催のトークイベント、「Think, NEXT」にゲストとして呼んでいただいて参加することになりました。
6月1日(金)、アサヒ・アートスクエアにて。
TokyoArtBeat、Survivart、Boice Planning、On going、MOTなど、まさに新たなアートシーンをつくろうとしている団体が勢揃いってかんじですね。
それぞれがプレゼンしたりトークしたりします。
楽しみだー。
もし時間あったら是非来てくださいー。
っていうお知らせでした!
ラウンジトーク「Think NEXT」

【日時】2007年6月1日(金)18:30開場 19:00開演

【会場】アサヒ・アートスクエア(アサヒスーパードライホール4F) 

【入場料】500円(ドリンクはオーダー制)
※本企画は「コミュニケーション・アートバー」の一環として行われます

※参加申し込み不要
【ゲスト】

岩井優(Survivart代表)
小川希(Ongoing主催)

加藤慶(Boice Planningアトリエディレクター) 

井上文雄(MUSEUM OF TRAVEL代表)

杉浦太一(株式会社cinra代表取締役)

藤高晃右(Tokyo Art Beat共同設立者)
【司会・進行】橋本誠(アートプロデューサー)
【企画】 SNSサイト「mixi」アートマネジメントコミュニティ
【お問合せ】http://c.mixi.jp/arts/(mixi)

2007.04.27

明日、語ります。

iPodを手にしたとき、
外出先でCDを入れ替える必要もないし、
色んな音楽が勝手に流れてきてくれることに、
こいつはなんてスゲェやつなんだ、と思いました。
それが日常になって、
シャッフリングな生活が当たり前になった今、
「なんか音楽を軽く聞き流しちゃいないか?」
と疑問に思っています。
便利になればなるほど、
不便だった時の情緒が思い出されるのはある種のノスタルジーであることは間違いない。
でも、音楽が自分の中で「生き方」ではなく「ファッション」に近づくこの感覚は、そこまで個人的なことでもないような気がしています。
そこで、トークショーをやることにしました。
明日、27日金曜日、cinraがこれから毎月開催していくイベント「EXPOP!!!!!」の第1回目!
場所は渋谷O-nestです。
Listen Japan、SPACE SHOWER、YAMAHA、mf247…。
ネット音楽配信事業者の方々をお招きして、
こんな思いについて語るトークショーをやります。
ネット音楽配信やiPodで見える現在とこれからのアカルイミライを浮き彫りにしたいと思ってます。
下のライブフロアではcinraがプッシュしている
「次世代ソングライター」たちによるライブが繰り広げられます。
いよいよ連休スタート!
損はさせないと思うので、
都合がよければ是非いらしてください!
EXPOP!!!!!

2007.04.21

渾身の一発です。

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4月20日、我が社が最も気合いと情熱を注いでいる事業、cinra magazineの最新号が発行となりました!
web上でも公開してるので、是非ご覧下さい!
http://cinra-magazine.net/vol.13/
さらに、cinra magazineのwebサイトも同時にリニューアルしました!
http://cinra-magazine.net/
cinra magazineは、読者の方の声を聞きながら、草の根で成長し、増殖していきます。
なので、是非ご覧いただいて、ご意見や感想をいただきたいです。
アンケートがマガジン内にあり、読者プレゼントもCDや美術展のチケットなど、豊富です。
それに加えて、ブログとmixiなどで紹介してくれた人には、cinra magazineの次号をお届けします! というキャンペーンもやってますので、是非是非!
今回の号に関しては、すでに色んなところで話したり書いたりしていて重複になってしまうのですが、cinraという組織が目指すスタイルを丁寧に、且つアツく体現できたんではないかと思ってます。
それは、いつもぼくたちが謳ってきた「新しいカルチャーシーンをつくる」から発展した「カルチャー・ジャーナリズム」というスタイルです。
社会の批判や批評をしていくことは、ともすれば机上の空論になったり、単なるグチや短絡的な自己満足に陥ってしまう。
でも、逆にそれを恐れてしまっていては、大衆迎合な、どこかの二番煎じで終息してしまう。
だから、大前提としてこの文明にすがっている生活をしている自分と、その社会を肯定する作業からはじまると思っています。
地に足をつけて、その上で「これは間違ってるだろう!」とか「これ、面白い!」ということを、責任を持って、胸を張って発信する。
このスタイルです。
たまの喜びは成長のために必要だけど、どこかで悦に入って思考停止してしまっては成立しない、スクスク成長し続ける貪欲なスタイル。
そういう思いから、できあがりました。
「実際どうなのよ?」ってところで、是非色んなページを見てみて下さい。
で、手厳しく評価をしてください。笑
http://cinra-magazine.net/vol.13/
index.jpg
movie.jpg