01 CINRA

2009.02.22

気の良いオジサンのお誘いで。

オフィスに突然電話が。
「内容ぜんぜん決まってないんですけどね、
 杉浦さんに出てもらいたいなって思って」
と、気の良いオジサンに誘われました。
初めは、失礼なことに営業電話と勘違いしたんだけど、
そうではないらしく、
誘われて悪い気はしないし、
もともと出たがりだし、OKした。




ということで、
3月7日の土曜日、
トウキョウゲイジュツミホンイチ 2009
っていうイベントの中の、
とあるセミナーに出させていただくことに相成りました。
とても自然な流れです(笑)。

right_tokyoperformingarts.jpg

ホームページによると、
このイベントは、もう13年くらいやっているらしい。
(中学1年の頃からやってる!)

「東京芸術見本市=TPAM[ティーパム]は、
 劇場・ホールの制作担当者、
 フェスティバルのディレクター、プロデューサー、エージェント、
 プロモーター、カンパニーの制作者など、
 アーティストの作品を観客へと提供する
 「プレゼンター」とアーティストが集まる、舞台芸術のマーケットです。」
とも記載されている。

だいぶ、敷居高そうね。。。

「なぜ、ボクが?」

おまけに、
ぼくを含めて4人スピーカーがいるらしいのですが、
他のお3方はキャリアバリバリの2周りくらい年上の方々です。

「なぜ、ボクが?」

イベントの主旨からして、
海外からもお客さんが来るっていうんで、
セミナーは同時通訳です。
下手なことはしゃべれない・・・。

とは言え、いつも考えていることとか、
会っている人とは違う出会いがありそうで、
楽しそうです。

きっと、求められたことを話すことは無理だと思うので、
しゃべりたいことをしゃべるんだろうと思います。
(場は乱しません、決して。)

土曜の朝イチということで、
がんばれる人限定の会ですが、
もしよかったら遊びにきてくださいませ。

詳細はコチラ
(ページの一番下のやつ)
掲載されているボクの写真は、
「いいのがない!」という社員の総意で、
罵声を浴びせかけられながら、
みんなに撮ってもらいました。ありがと!

2009.02.13

サバく? サバかれる?

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最近、たまにテレビでもやってますが、
裁判員制度についての特集をつくってみました。

特集vol.39 裁判員制度、はじまる

これ、実際は、
凶悪な犯罪をした人を市民が裁く、
つまりは死刑にするかしないかも含めて
パンピーであるぼくらが決断をするっていう
だいぶシリアスな話しです。

けど、
正直、イメージが全くわきません。

ということで、
重めの話しも軽めの話しもゴッタ煮にして、
つくってみました〜。

ぜひ、ご覧あれ!

特集vol.39 裁判員制度、はじまる
・裁判員制度ってナニ?

・初めてでも怖くない。人生いろいろ傍聴ツアー

・森達也(作家・映画監督) インタビュー

・裁判官の名言トップ10!

・貴様にだけは裁かれたくない 文:シモダテツヤ
このシモダテツヤさんは、最近知り合った人。
オモコロっていう爆笑サイトの編集長。
で、桜丘ランチ仲間。
こちらもぜひ。

2008.07.22

アートなんて、解んない。

突然ですが、
どうしてぼくがアートを好きになったかと言えば、
高校の頃の仲の良い友達や彼女が美大を目指していたからっていう、
すごく身近なきっかけでした。
それまでは、美術館は立っているだけでかったるい場所。
何が良いのかもさっぱりわからないし、意味がわからん・・・。
それからひょんなことからCINRAを立ち上げて、
色んな作品を観て、色んな作家さんや
ギャラリストや学芸員の方々に会って、
こんなアートバブルな今になっても未だに思うのは、
「アートってなんでこんな狭苦しいの?」という、苛立ちに似た感覚です。
(どちらかと言えば、そんな現状に身を置く自分に対する苛立ちです)
それに、ぼくが昔抱いた「アートって何がいいわけ?」っていう
純粋なクエスチョンマークを応えているものには出会ったことがない。
ってことで、つくってみました。
→CINRA MAGAZINE vol.18『アートなんて解んない』
index18.jpg
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ギャルに渋谷でシーレについて語ってもらったり、
偉そうに1960年代から素晴らしい作品たちと社会を勝手に結びつけたり、
美術館のパスタのまずさについて語ってみたりしています。
もちろん、「はい、できました」って言えるほど簡単なことじゃないし、
ぼくらなんかよりずっと博学で、業界に名の知れた方々はいっぱいいるわけです。
それに、どんなすごい雑誌より、友達とか恋人の影響の方が、強いにきまってます。
でも、雑誌でやるとしたら、webでやるとしたら、
こんな具合なんじゃないか、
これがCINRAらしいアプローチだろうと、作ってみました。
下記、目次です。
魅力的なタイトルが1つでもあれば、是非ご覧ください〜
//////////////
CINRA MAGAZINE vol.18
特集 『アートなんて解んない』
渋谷で街頭取材!
美術家、森村泰昌インタビュー「人もアートも出会ってみないとわからない」
3つの視点でクロスレビュー 「アートは自由に楽しめばいい!」
アートは見た目が9割 (上浦祐太・岩野仁美インタビュー)
アートは社会とつながってる!~超ザックリ! 現代日本の社会と美術の関係~
アーティストってどんな人? -若手作家4人が語る、アートの魅力・作品の魅力-
お絵かき教室入門 ~濁ったその眼をザブザブ洗え!~
川村記念美術館ガイドツアー
美術館で食わされるパスタはなぜこうも高いのか?
アート界の“今”を知る!「アートトピックTOP10」
●CINRA ARTICLES(読切り・連載)
巨匠ism ~余は如何にしてクリエイターとなりし乎~
 第2回 鳥井シンゴ(発案家&グラフィックデザイナー)

「フジワラノリ化」論 -必要以上に見かける気がする、あの人の決定的論考
 -第2回 中山秀征

ツクルの実験室 vol.02 「わくわくさんとわークショップ」
ARTIST toDAY 第2回:井口昇(映画監督)
徹底論考「nhhmbaseがポップ・ミュージックの未来を拓く!」
●ARTIST INDEX
CINRAおすすめの今が旬のアーティストをボーダレスに紹介!
・ART
KOSUGE1-16 /大垣美穂子 /小村希史
・MUSIC(試聴付き・CD再生可能)
nhhmbase/54-71/Limited Express (has gone?)/uhnellys/Eccy/neco眠る/
cumulonimbus/WEEKEND/YOMOYA/mojoco/shibata emico/CHUB DU
・MOVIE(映像作品配信)
新海岳人/平川紀道/並木那央矢/TAKORASU
・STAGE
マキタカズオミ(elePHANTMoon)
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2008.05.27

バナナジュースで踊る夜

最近、ウチにミキサーがやってきました。
で、大好物のバナナジュース作りにハマってます。
(意外にこういう細々した作業が好きなのです・・・)
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==
バナナ       1本
氷         4個くらい
牛乳        200ml
はちみつ      大さじ1
レモン汁(あれば) 数滴
==
これだけで、家のひとときが数倍豊かなものになります。
・・・ちょっと何がしたいのかわからないけど、
ともかくウマいんですわ、是非お試しを!
という前段はどっかに置いておいて、
今週29日はexPoP!!!!!でございます!
渋谷で毎月CINRAが開催している無料イベントです。
最近はポップな歌もの系が多かったんですが、
今回は万作プロデューサー曰く「踊れる一夜」らしいです。
SHING02が大絶賛した弱冠22歳のEccyさんが出たり、
オフィスで試聴しても踊りたくなるような旅団
タイトでありながらも気持ちが良さげなMASやおなじみのnenem
ちょっと上のリンクをクリックして聞いてみて下さいな。
だいぶカッコ良いです。興味があれば、遊びにきて下さいね。
webから予約をお願いします〜)
これは夏の到来を予感させる楽しい一晩になること間違いなしだ!

2008.05.10

現在進行形の会社設立2周年

気づけばカレンダーの”今日”に「会社設立記念日」という印が!!
2周年でございます。
CINRAよ、おめでとう! みんなも、俺も、おめでとう!(笑)
オフィスにケーキでもお供えしてやりたいもんです。
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ま、2年経っていきなり何かがどうにかなるはずはないのですが、
最近はやたらと自分が何をしていきたいのかを考えたり、
そういうことを発言をする機会が増えたような気がします。
でも、何年たっても大して変わることはなく、初志貫徹です。
2年に1回携帯を変えるようなかんじで(みんなもっと早いか・・・)、
自分にとって大切なものが、
色んなものと出会うことで変わっていったり、
増えていったり、今まで大切なものをもっと大切に思うようになったり、
そんな世の中であったら素敵だな、と思うのです。
「現状」で凝り固まってしまうのは、
こんなにも面白いことが溢れる世の中でもったいなさすぎるし、
固まっちゃうとその大切さにも気づかなくなっちゃうから。
で、今、ぼくにとってアートや音楽や映画が
そういう、簡単に言っちゃえば”刺激”のようなものを与えてくれる身近なものなのです。
だから、そういう刺激との出会いを提供できたら幸せだ、
って思って活動開始から、えーっと、、5年くらいか。 やってます。
でもあと40年くらいしか働けないと思ったら、
今2周年ってことは、、、20分の1終わっちゃったっていう話しになる。
友人からは口酸っぱく「生き急ぐな!」と言われますが、やはり焦ります(笑)。
とは言え、こういう節目というのは大切なもので、
「止まれ」で左右確認、的な意味があるから素敵です。
UNI-835-009.gif
左右を見回してみると、
CINRAの社員がいます。
外部スタッフがいます。
パートナー企業のみんなもいるし、
お客さんがたくさんいます。
頭の中でイメージしてみると、みんな、笑ってます。
バカ笑いしてる人もいれば、
色んな想いを持ちながらも、笑ってくれている人もいる。
よし、まだ大丈夫。
ってことで、また、直進。
次の「止まれ」の時には、
みんながもっと笑ってくれてたらいいな〜。
なんて思いつつ、もう1回。
CINRAよ、誕生日おめでとう!!