01 CINRA

2007.03.15

膨張膨張

井手君に引き続きピコちゃんが入社しました。
ずーっと一緒にやってきた、同志。
それにしても、女の子がいるだけで職場の空気というのはすごく変わるもんですね。
今までのみんなも、それぞれ会社の中で別の機能をしはじめるから面白い。
人ってほんとに大事です。
cinraスタッフも全部で40人くらいになりました。
ますます楽しくなってきそうな予感!
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あと、すっかり忘れていたのですが、
カルチャー誌”+81″への掲載に引き続き、web制作に携わる人の必読雑誌、”web designing“の3月号に、つくらせてもらったwebサイトが掲載されました。
「WEB SITE FRONT」っていう旬なwebサイトを取り上げる巻頭連載企画。
最初の見開きの右ページです。cinraではなく、杉浦太一でクレジットされています。
去年の秋からディレクター、プランナー、ライターとしてがっつり関わったプロジェクト。
アートディレクター・デザイナーにシフトブレインのタクマさん、フラッシャーに鈴木さん、htmlを仲村さん、映像が高田君のチーム編成。総力を尽くしてつくらせていただきました。
関係者のみなさんありがとうございます!
他にもちらほらwebサイトを紹介するポータルでのっけたりしてもらったようです。
こういう風に自分が考えた企画が色んな人のアイデアとくっつきながら実際に形になって、クライアントさんも代理店さんもチームメイトもニッコリできて、外からも評価していただける仕事ってのは最高です。
反省も含めて、たくさん勉強させてもらったお仕事でした。
さて、最近はcinra magazineの追い込みで徐々に不夜城と化しております。
夜中、寝付けない方はいつでも遊びにきて下さーい。笑

2007.02.27

タイムマシーンに乗って

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久々の連日更新!笑
散々迷ったあげく、井手君とともに会社を飛び出し、新生メカネロのライブに行って来た。
花のように」の自主企画。タイトルは「タイムマシーンに乗って」。
メカネロ、ウェルカムバックです。
昨年のメンバー脱退を乗り越え、帰って来ました。
ボーカルとギターが変わると、やっぱりバンドは全く変わる。
変化っていうのは、いつだって良くも悪くもある。
それでも、意識的にでも、不可抗力でも、してかなきゃいけない変化はあるのです。
そんな中、リーダーの林さんの毅然とした姿がすごくかっこよかった。
そう、リーダーはいつもこうでなくっちゃならんのですね。
音楽だって、ビジネスだって、同じです。
新しいボーカルさん、最後の曲の最後の「Yeah〜」で腑に落ちました。
ギターさんも含め、これからどんどんキャラを出していってもらいたいです。
で、その後のWATER WATER CAMEL
今回のcinra magazineに収録させてもらっていて、かなり気になっていたのですが、ちょっとヤバい領域にいってました。
こんな感動は、本当に久々。
やってる人達が幸せそう過ぎて、こっちも幸せになりすぎました。
全然フィールドが違うのはわかってるんだけど、無意識に嫉妬。
どんな形でも、こんな感動を人に与えられたらどんなに素敵だろうと思った。
素晴らしい音楽体験をさせてもらいました。
ごちそうさま。
「花のように」はベースの人が最後だった。
出会いとか別れとか、バンドは特にそういうのが多い。
その節目節目を見る度に、な〜〜にも知らないくせして涙してしまうのは、ぼくが感動屋だというのもあるけど、そういう1人1人の人間の極まった感情を見たり感じるする度に、たまらない気持ちになります。
最近やたらとオセンチで恐縮ですが、別に落ちちゃいません。笑
むしろ、ハイアベレージです。

2007.02.25

アルスエレクトロニカ

アルスエレクトロニカ
メディアアートをやっている人やエレクトロニカ系の音楽をやっている人ならご存知だと思いますが、年に一回、テクノロジーやアートに携わる人々が一同にヨーロッパに会する、世界最大の電子芸術祭です。
フェスティバルとグランプリアワードが開催されます。
言ってみれば、今開催中の文化庁メディア芸術祭の全世界版ってとこなのかな。行ったことないからわからないけど、影響力はかなり大きい。
「いやぁ、すげぇなぁ」なんて毎年人ごとのように思っていたんだけど、突然2007年のアルスエレクトロニカの関係者からメールをいただきました。
アルスエレクトロニカの”International Advisory Board”の1人が、cinraを推薦してくれたらしく(誰だろう?)、”デジタルコミュニティー部門”でノミネートされたようで、是非応募してほしいというご連絡でした。
もちろん、応募をしてから選考なんだと思うけど、嬉しいお知らせでした!
うまく残れば、9月にオーストリアで開催されるフェスティバルと授賞式に出席できる。
受賞したり賞金もらったりっていうのが目的ではなく、そこに集まる人達にcinraを知ってもらえること、そしてそこから色んな出会いが待っているであろうということ。こりゃワクワクします。
こういう形でcinraのやっていることを海外から訴求していくっていうのは以前から考えていた事。自分の想定を越える方法論に出会えるのは、貴重な体験です。
cinraは自社メディアがバイリンガルではないし、「いやぁまだまだだろう」と思っていたのですが、今回の結果がどうあれ、今後はそういうこともしっかり視野に入れて活動していきたいと思いました。
最近、色んなことが起こってます。
嬉しいこと、大変なこと、たくさんです。
一つ一つをゆっくり考える余裕がなかった分、
自分が見落として来たものも大きいと思います。
走りながら、辺りをしっかり見渡せる力を養っていきたい。
そいで、みんなで笑いながら、完璧な仕事をしていきたい。
色んな意味で、分岐点です。

2007.01.30

すっかり遅くなりました。マガジン発行です。

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色んなところで書いていて、自分のブログでお知らせするのをすっかり忘れてましたが、cinra magazine vol.12を、1月20日に発行しました!
今回は、かなり成長しました。
今までで、一番納得ができたし、全体としても編集力がかなりついたと思います。
で、2月10日発売のバイリンガルデザイン雑誌「+81」にもニュースとして掲載していただけることになりました。
それから、マガジンのvol.2(今や懐かしい!)でインタビューさせていただいたバイリンガルアート雑誌「ARTiT」と東京のイベント情報を網羅したwebサイト「REALTOKYO」の編集長である小崎哲哉さんに取材していただき、先日ページが公開されました。よろしければ是非ご覧下さいまし(ナビの「COLUMNS」から見られます)
相変わらず写真写り、気になります。笑
その他にも色んな人のブログで話題になってくれている。
こういうのは嬉しいことです。
ちなみに、今回自分がエディターとして担当したのは、
ART>特集:ポスト・アンダーグラウンド>CINRA Select Artists
で紹介した奈良エナミさんの原稿。
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それから
MOVIE>特集:ヴィジュアルドキュメンタリー
企画導入文小説家の星野智幸さんのインタビューです。
基本的にはこの媒体でのぼくの仕事はコンテンツを管理したり、広告営業したり、発行人としての動きをしているので、成長するほど自分が直で担当できるところが少なくなってきて寂しいんですが、今回はMOVIEを中心にわりと関わりました。
もう次号に向けて動き出していますが、
楽しくてしょうがない。
この感覚、久しぶりかな。
どんなに忙しくても、キャッキャしてます。笑

2006.12.04

水を得たサカナ

1ヶ月以上、滞っていました。笑
先週、次号のマガジンの取材に行ってきた。
小説家の星野智幸さん。今、早稲田で教鞭をとっていらっしゃいます。
星野さんのことを知ったのは高校生の頃。
「僕らの智慧の果てるまで」というSTUDIO VOICEの特集に触発されて(前にも先にも、これ以上のスタジオボイスはありません。最高の一冊)、そこでインタビューしていた宮内勝典さんという方にアポを取り、高校の講演会に来てもらったのでした。
その後、宮内さんのHPの掲示板で色んな方と交流をさせていただいて(その頃はまだネットが悪用されることは少なかったのです)、そのうちの1人が、この星野さんでした。
もう5,6年も前の話しなのに、星野さんはぼくのことを覚えていてくださって、取材の依頼に快くOKをいただいたのでした。
大変物腰の柔らかい方で、且つ言葉を選んですばらしい受け答えをしてくださいました。
とてもいい記事になりそうです。
最近はインタビューに自分で足を運ぶことが少なくなってきていて、みんなスタッフが担当してくれています。
ぼく自身は本当に久しぶりだったのですが、やっぱり最高です。取材は。
たくさんの栄養をいただきました。
この栄養を、価値として世の中に提供するのがぼくの役目です。
そして、それを経済活動に結びつけるのが、ぼくの目標です。
まずは、1つ1つ。
次号のcinra magazineで、自信をもって思いっきり発信します。
1月20日発行です。