2010.12.31

2010年に読んだビジネス書ベスト3
第3位『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階』

1年近く更新が滞りました!

 
ワタワタしているうちに、
今年ももう少しで終わりということで、
今年読んだ本のまとめでもしようかと!

 

 

「2010年に読んだビジネス書ベスト3」です。

 
ビジネス書に限定したのは、
ワン・ピースと伊坂幸太郎あたりでベスト3が埋め尽くされるからです。

 
さて、まずは第3位。
ご存知のシリーズの第3弾。

ジム・コリンズ著『ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階』

 

visionary3.jpg

 

第1弾のテーマが「時代を超える生存の法則」で、
第2弾が「飛躍の法則」、
そしてこの第3弾が「衰退のご段階」ということで、
まぁ毎回食い入るように読んでいます。

 
全く経営イメージがつかない大企業が事例に出ているんだけど、
それでも、すべてのシリーズで学ぶところが多い。

 
今回の「衰退の5段階」のキーワードになっていたのは、
「成功から生まれる傲慢」
「規律なき拡大路線」
などなど。

 
このキーワードを見るだけで、
なんとなく言いたいことはイメージできるわけだけど、
こうも統計学的に事例たっぷりで提示されると、説得力がものすごい。

 
ベンチャーの場合は、
傲慢なんていうのはあり得なくって、ともかく成長志向が強い。
でも、それが行き過ぎて、自分の価値を過信して
無秩序な拡大をしてしまったりする。

 
「もっと会社を大きくできたら改めて読み返したい本ランキング」では
1位になるかもしれません。