2006.12.05

理不尽だと思う

今日、晩飯食べながらnews23を見てたら堀江さんが出てきた。
「未来」とか「新しい」とか「希望」っていう言葉っていうのは、連発し過ぎると一気に興ざめです。
言葉が宙に浮いて、うさんくさくなります。
別に堀江さんがどうこう、っていう話しじゃなくて、単純に。
その後、例の「交通事故きっず」についてのニュースだった。
いっつも同じように思っていることなんだけど、たぶんああいうひどいことをするのは多くても10万人に1人くらいなものだろうと思う。
一方、テレビを見ているのは、残りの99999人。
その人達がみんな同じ情報を受け取って、10万分の1の確率の情報を無理矢理発信される。
で、「世の中ぶっそうだなぁ」とか「世の中暗い事ばっかりだなぁ」とか思ったりする。
それがスタンダードになって、危機管理欲求が高まって、防犯グッズがバカ売れしたりする、っていうのはまぁいい。
それより、世の中ってネガティブなんだ、っていうのが、実際は10万分の1の事実なのに、絶対視されちゃう。
それっておかしい。
だから、枠の外に出るのが危なっかしく思えて、変に保守的になってしまうわけだ。
森達也さんの言葉を思い出す。
「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」
名言です。
森達也HP