2006.07.11

世界ナンバーワンの特権

ワールドカップが終わった。
なんだかんだで煮え切らない朝を迎えてばっかりいたような気がしたけれども、一ヶ月間楽しませていただきました。

それにしてもフランス・・・。ジダン・・・。

それでも、やっぱりジダンは現時点で世界ナンバーワンプレイヤーなのだと思う。
本当に彼のサッカーは美しいし、その美しさは技術はもちろん、とんでもない精神力からきているのだろう。
予選も負けそうだったヘッポコフランスを一気によみがえらせて、決勝トーナメントにいって、王者ブラジルを倒して、決勝まで進んだわけだから、これはもうすごいことだ。選手からこれだけ愛されて、たよりにされ、かつそれをちゃんと受け止められる選手はジダンしかいないのだろうと思った。
あぁ、アツい時間だったな〜〜。

そんな崇高なワールドカップは、一方ではこんな顔も持つわけです。
キリンビールとファミリーマート、感謝を込めた「サッカー日本代表応援缶」発売
日本は早く負けたし、「なんだよ〜」っていう結果で国民が一気にさめた。でも、ワールドカップは一国の経済を大きく揺るがすわけです。揺るがさないといけないわけです。電通さんは必死です。
電通株が軟調、ワールドカップ日本敗戦が嫌気材料に
電通によるW杯による消費経済波及効果予想(3月/PDF)
「さらに日本が決勝や準決勝までいった場合さらなる消費押し上げ効果が〜」だって。笑
それはいくらなんでも無理っすよ・・・。