2006.06.16

国民性の呪縛

さぁ、ワールドカップだっていうことで、今月はなるべく予定を入れないようにしようかなぁと思ったけど無理でした。世の中そんなに甘くないです。
それにしてもオーストラリア戦。言葉が出ない。
ジーコがまずかったっていうのもあるけど、やっぱりあの決定力のなさと、同点にされた後のやられたい放題っぷりはすごい。。。
そんな日本選手たちの不甲斐ない姿を見ていて罵倒することはたやすいのだけど、国民性という共通項なのか、結局は人ごととは思えない節があって余計に腑に落ちなくなっちゃう。
何事をするにも、まずネガティブなところから入るっていうのは当然よろしくない。ビジネスにしてもリスクマネジメントばっかりして勝負ができなければ成功のしようがないし、そもそも勝負してないんだったらリスクマネジメントする必要もない。
フランスが組織的なサッカーをしてもなかなか勝てなくて、ブラジルがなんだかわかんないけど決めるとこ決めちゃうのは、単に技術レベルの問題ではなく、そういう考え方とか、姿勢の違いのような気がしてならない。
あの1点を入れられた瞬間の、日本選手の精神状況っていうのがなんとなく理解できちゃうわけです。
どうやってそういう呪縛から解き放たれることができるのか、今度のクロアチア戦でもって体現してみせてくれたら最高だ。