2006.03.25

いよいよ卒業。

卒業式今日は大学の卒業式。
1年休学したのも数えると、5年間通った。
同級生より少し遅れて卒業だ。
今年度は全く行かなかったし、職業上自分が学生であるという自覚もいつの間にか消えていたようで、式場に着いて「おめでとうございます」と言われた時の違和感ったらない。最近は不眠生活が続いているから頭もボーっとしていて、しょうもない。
でも、やっぱり卒業式というのは大きなイベントらしく、女の子はみんな着物で気合い入ってるし、なんだかみんなが盛り上がっていて、大学の広大な景色を眺めてみれば、「ここにももう一生来ないんだろうなぁ」という風に感慨深くなるから簡単なものだ。どんな過ごし方をしたにせよ、23年の中の5年という時間はどうでもいいほど短いわけではないし、まして自分が住んできた環境とは全く違う場所だったというのも大きいかもしれない。
ぼくの場合、小学校で人の大切さを知って、中高で最高の仲間に恵まれながら土台をつくり、大学で自分が生きていく方向を決めた。東京の大学に行っていたらたぶんcinraをやっていなかっただろうと思う。入学後何度も「大学選び間違えた!」と思った後悔も、あの情報欠如空間での焦燥感から立ち上がったのがcinraなのだとすれば、たとえそれが必然なのだとしてもぼくは筑波大学というところに通わせてもらってよかったなと心から思う。小中高大、素晴らしい教育を受けさせてもらった。
まぁ、ちょっと遠かったけどね。笑