2006.03.15

PSE法緩和!

以前このブログでもPSE法について少し触れたけれども、なななななんと、ビンテージ楽器などの販売の規制緩和が決定しました!
CNET Japan
ビンテージ楽器は例外に–経産省がPSE法について対策を発表

生産が終了しているといった理由で高い価値を持つ、「ビンテージ」と言われる中古電子楽器については、以下の条件に当てはまれば簡単な手続きでの売買をできるようにする。
・電気楽器、電子楽器、音響機器、写真焼付器、写真引伸機、写真引伸用ランプハウスまたは映写機のいずれか
・すでに生産が終了しており、他の電気用品により代替することができないものであって、かつ、希少価値が高いと認められるものであること
・電気用品取締法に基づく表示などがあるものであること
・当該電気用品の取扱いに慣れた者に対して国内で販売するものであること

この問題については坂本龍一はじめ、色んな方々が抗議をしてきたんだけれども、法案が可決されてからしばらくたっていることもあるし、正直な話し、また無理だろうと思っていた。
世の中で行われているデモや抗議は、たとえそれが正当であったり、人間の豊かさを持続させるためのものであったにせよ、政府側がそれに対して何らかのリアクションをとってくれるということはまずありえない。大きいところではベトナム戦争くらいなものだろう。政権が揺らぐくらい大きなデモでなければ、重い腰はあがらないのである。
そんな中の朗報。ぼくはビンテージ楽器を使うほどのもんではないけれど、単純に嬉しかった。